奄美では、転勤や移住で新たに生活を始める方が多く、妊娠・出産をこの地で迎える方もいらっしゃると思います。
私自身も地元ではない奄美で、妊娠・出産を経験しました。
初めて妊娠した当時は、「奄美 妊娠」「奄美 出産」と検索しても、十分な情報が見つからず、戸惑いや不安があったのをよく覚えています。
「奄美で妊娠・出産って、どんな感じなんだろう」
「お金のこと気になる…」
「産後のケアってどんなことしてもらえるの?」
などなど、そんな疑問がいっぱいでした。
そこで今回は、私が実際に体験した、奄美市での妊娠~出産・産後までの流れや利用した制度などをまとめました。
初めての妊娠を迎える方に、少しでも参考になれば嬉しいです。
奄美で迎える妊娠~出産
現在、奄美で出産が可能な医療機関は、県立大島病院(以下、県病院)のみです。
県病院での受診と母子手帳交付
産婦人科の受診には事前予約が必要です。
- 電話番号:0997-52-3611
- 予約受付時間:平日午後2時~5時
予約時には、生理周期や最終月経日などを尋ねられるため、事前に準備しておくとスムーズです。
実際の流れや受診にかかった必要については、こちらの記事で詳しくまとめています。

母子手帳交付時には、「出産・子育て応援交付金事業」の案内もあり、申請も一緒にできました◎(5万円×2回の応援金)
また、第2子以降は出産祝い金制度もあります(第2子5万円、第3子以降10万円)。
妊婦健診について
母子手帳をもらったら、いよいよ妊婦健診が始まります。
- 妊婦健診は基本的に火曜・水曜・木曜の午前中
- 付き添いも可能
- 14回分の無料券があり、基本的に自己負担なし
(※妊娠37週以降に行う胎児心拍モニタリング(NST)は1回2,100円実費) - 医師の判断により、検査や処方が追加される場合は支払いあり
妊婦健診の流れや実費が発生したケースなど、詳しくはこちらの記事でまとめています。
戌の日の安産祈願
妊娠5か月頃になると、「戌の日」の安産祈願について考え始める方も多いですよね。
私の周りでは、奄美市の高千穂神社で戌の日のご祈祷を受ける方が多い印象です。
- 所在地:奄美市名瀬井根町19-1
- 電話番号:0997-52-1345
- 駐車場:あり
- 予約: 不要
- 受付時間:12時〜13時は受付不可
- 初穂料: 5,000円(のし袋不要)
- 服装: 自由
実際のご祈祷までの流れや、厄年の際の考え方などはこちらの記事でまとめています。
産後のお宮参りも同様に予約は必要ありません。体調と家族の都合に合わせて無理なく行かれてくださいね。
マタニティカフェ・両親学級への参加
奄美市では、「出産・子育てが待ち遠しくなるマタニティカフェ」というイベントが現在は全4回の日程で開催されています(▸詳細はこちら)。
私も第1子の妊娠時に夫と参加。妊娠時期と開催のタイミングが合わず1回だけの参加になりましたが、そこでは産後の授乳についてのお話だったり、実際に生後2~3か月の赤ちゃんを抱っこさせてもらえたりと盛りだくさんの内容でした。
夫が赤ちゃんを抱っこする姿をみて、「こんな感じでお父さんになるんだな…!」とイメージがわいたり。夫婦での参加がおすすめだなと思いました。
マタニティカフェについては、母子手帳交付時や、奄美市だより、Instagramなどでも随時案内があります。

マタニティカフェで、お友達もできました!
たまたま出身地が同じで、大学も一緒、共通の友達もいたりと偶然が重なった嬉しい出会いでした。今でも家族ぐるみで仲良し!初めての子育てを一緒に乗り越えられて本当に心強かったです。
また、県病院でも「ぱぱ・ままサポートクラス」という両親学級があります。全2回の日程で、特に立ち合い出産を希望する場合は、夫婦での参加が必須となります。
我が家も立ち合い出産を希望していたため、夫と一緒に参加。
妊娠中の体重管理や栄養管理、マイナートラブルについての説明や、陣痛時に夫ができるマッサージの実演練習、分娩室の見学など、出産をイメージしやすく、終了後は夫ともお産について話す機会が増えました。
また、奄美市では、親だけではなく、じぃじ・ばぁば向けの子育て応援教室も年2回実施。
ファミリーサポートセンターでは産前の家事支援もあります。
親だけが頑張るのではなく、親族・行政にも支えてもらえるような仕組み作りができているなと感じます。
夫の育休はどうするか?
ここ数年で、男性の育休取得率は少しずつ上がってきました。
我が家も、第2子・第3子の出産時に夫が半年の育休を取得。
当時、職場で初めての男性育休取得者でした。
それぞれ家庭の事情があるにせよ、「我が家はどうするのがベストか?」をきちんと夫婦で相談しておくことは大切です。
また、事前に決めていても、状況が変わることはもちろんあるので、いざとなったときは柔軟に対応できるよう育休制度などは夫婦で理解しておくことが重要です。
我が家の育休取得の理由や実際の過ごし方は、2つの記事にまとめています。
出産について
令和5年4月から、出産育児一時金が50万円に引き上げられました。
県病院での出産は50万円でまかなえるのか、費用が気になる方もいらっしゃると思います。
結論から言うと、43万円から50万円に変わったことで、一時金内で収まる人がほとんどになったそうです(当時事務職員さんから聞いた話)。
我が家の場合も、夜間の自然分娩で自己負担は実質ゼロ、むしろ約3万円プラスという結果になりました。
詳細は、こちらの記事でまとめています。
なお、県病院は無痛分娩には対応していません。
産後ケア
奄美市では、訪問型の産後ケアを行っており、所得制限の範囲内で多くの家庭が無料で利用できます。
私も3人の子どもそれぞれで利用しましたが、助産師さんの訪問は本当に心強いものでした。
特に1人目は、初めて家でお世話する新生児に心配事や悩みもつきもの。
「おっぱいちゃんと飲めているかな…?」「体重増えてるかな?」「全然寝ない…」「胸が張って痛い」などなど、私も不安でいっぱいでした。
訪問時は、赤ちゃんの全身の状態や体重の確認だけでなく、母乳ケア(マッサージ)、授乳姿勢のアドバイスやメンタルケアまで、とても丁寧に関わってもらえました。

びびりな私は、新生児の爪切りさえ初めはこわくて、初回で家に来てくれた助産師さんに切ってもらいました。笑
第2子以降は、上の子との関わり方も相談できたりと、本当にありがたかったです。
訪問型の産後ケアが終わっても、月に1回は「のびのびっこ広場」で育児相談ができます。
私も毎月参加しては、保健師さんに相談し、悩みを解決するきっかけに繋げることができていました。
(▸詳細はこちら)
また、当時はいつでも相談できるLINEの連絡先も教えてもらえ、何かあったときにすぐ連絡ができる!と、お守りがわりになっていました。
百日祝い
子供が生まれて、子育てが始まって、あっという間に100日を迎えます。
奄美では、昔からにぎやかで盛大な百日祝いが行われてきました。
自宅や公民館で家族や友人・地域の方々とお祝いをする家庭もありますが、最近では家族単位で行うことも増えています。
どんなかたちであれ、子を想う人の気持ちがあふれていてとてもあたたかい場だなと感じます。
我が家は家族だけであまかん・山羊島ホテルで行いました。
食事内容や費用などはこちらの記事でまとめています。
まとめ
私は、奄美で妊娠~出産を経験し、そして現在も子育て真っただ中ですが、「ここで子育てできてよかった!」と常々感じています。
小さなコミュニティだからこそ、市の保健師さんとも仲良くなれたり、切れ目のない支援ができるのではないかと思います。
母子手帳の交付から産後のケアまで、知っている人が関わってくれるというのはとても心強いものです。
いろんな場所で「○○ちゃん、大きくなったね~!」と子どもに声をかけてもらえるのもとても嬉しく、支えてもらっているなあと思います。
この記事を通して、妊娠から出産までの一連の流れを知っていただき、少しでも不安が減らすことができていれば幸いです。
なお、今回ご紹介した内容は、あくまで一例としての体験談です。
現在は変更されている可能性もあるため、詳細は奄美市や関係機関にご確認ください。
「こんな支援もあったよ!」という情報があれば、ぜひ教えていただけると嬉しいです。
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