妊娠予定日も決まり、母子手帳ももらい、いよいよ始まる妊婦健診…!少しずつ大きくなっていく我が子にエコーを通して会える時間はとても幸せですね。
妊婦健診をしていくなかで、どれくらいお金がかかるんだろう…と気になったことはありませんか。
今回は、県立大島病院(以下、県病院)の妊婦健診における、主に奄美市からの助成と自己負担についてお伝えします!
県病院の妊婦健診の流れ
上記に添付した資料が、県病院での一般的な妊婦健診の流れになります。
コロナ禍前後で内容も少し変わっていますが、おおむねこの通りに進んでいきます。
・妊婦健診は基本的に火曜・水曜・木曜の午前中
・現在(令和5年7月時点)、妊婦健診の付き添い可能
・血液検査の待ち時間はほとんどなくなっています!(コロナ禍前は患者が多く検査室での採血待ちだけで20分かかることも💦)
県病院の産婦人科の先生は3~4名で、県病院HPで随時確認することができます。
毎回しっかりと診てくださり、とても親身に話をきいてくれる先生ばかりです。産科の診察室は2つあり、2名の先生が同時に診察を行っています。
4Dエコーがみられる機械がある診察室は1か所で、妊娠初期・20週・30週の妊婦さんが優先のようです。
また、県病院では「マタニティ・ファイル」という小冊子がもらえます。
妊娠~出産までの基本的な内容や、県病院でのお産・入院計画表も記載されており、妊娠週数に応じて助産師さんが丁寧に説明してくれます。
自己負担はどれくらい?
母子手帳を交付される際に、「健康診査受診票綴」ももらえます。いわゆる「無料券」というもので、妊婦健診前に用紙への記入を済ませ、産科受付時に母子手帳と一緒に提出します。
病院側が、「これだけは無料券が使えないので自己負担になりますよ」とはじめに伝えてくれるのは、胎児心拍モニタリング(NST)だけです。
妊娠37週以降毎週行いますが、これは自己負担となるため2100円かかります。
・胎児心拍モニタリングとは…子宮収縮と胎児心拍を確認すること。腹部に装置をつけ、40分程度ベッドで過ごす。
そのほかは、基本的にはすべて無料券で済むため、支払いはありません。
妊婦健診後に会計票を1階受付に提出しても、「無料券内なのでお支払いはないですよ。お帰りいただいて結構です~」と言われることもしばしば。
しかし、妊娠中はちょっとしたトラブルもつきものですよね。つわりや貧血、便秘、痔、膣炎、高血糖や高血圧など…。先生の判断で検査項目の追加や変更があった場合は、追加でお金がかかります。
私も妊娠中にいくつかトラブルを経験しました。
あくまで一例ですが、
・膣炎のときは50円(膣錠)
・貧血傾向のときは730円(服薬)
・糖負荷検査は660円(1回目)/900円(2回目)
でした。
さほど大きな出費という印象はなかったです。
(診療報酬改定もありますし、同じ症状でも同じ処置・処方とは限りません。ご注意ください。)
まとめ
いかがでしたでしょうか。
ネットの情報だけをみていると、地域によっては「補助を使っても毎回数千円の出費がある」などと書かれているものも多いですよね。
奄美では、妊娠37週以降の胎児心拍モニタリングと、追加の検査や処置・処方以外はお金はかからないため、お財布に優しいと感じました。
出産に向けて、さまざまなベビー用品の準備をしたりと出費はかさみます。健診にお金がかからないのはありがたい限りです。
毎回の妊婦健診が、皆さんにとって幸せな時間となりますように。
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